日本生命『みらいのカタチ 総合医療保険』の特徴を、ポイントを絞ってまとめました。

日本生命は、明治22年(1889年)創立の、日本を代表する生命保険会社です。保険料の安いカタカナ生保・損保系生保に押されつつあるとはいえ、会社の規模を表す総資産でも、単年度の売上高でも、いまだに巨大な存在です。

そんな日本生命の医療保険、『みらいのカタチ 総合医療保険』の特徴は、以下の通りです。

シンプルな仕組みの医療保険

日本生命『みらいのカタチ 総合医療保険』は、シンプルで標準的な仕組みの商品です。

有期タイプ(〇〇年ごとに更新する)と終身タイプがあります。

他社であまり見かけない特徴として、入院療養給付金の存在があります。

短期入院で役に立つ入院療養給付金

一時金が出る保障としては、ほとんどの医療保険で、手術給付金が主契約に組み込まれています。名称のとおり、手術を受けると、入院の有無や入院期間に関係なく、給付金を一時金でもらえます。

日本生命『みらいのカタチ 総合医療保険』では、この手術給付金の他に、入院療養給付金という一時金が主契約の中に用意されています。

入院療養給付金は特約ではありませんが、付けるか付けないかを選ぶことができます。付けると、入院したときに、入院給付金に加えて、一時金をもらうことができます。

入院療養給付金の金額は、入院給付金日額の5日分です。日額が10,000円なら、入院療養給付金は一律50,000円です。

入院療養給付金が役に立つのは短期入院です。
医療技術の進歩にともない、入院日数は年々短くなっています。その結果、治療費は高額だけど入院期間は短い、というケースが発生しやすくなっています。
入院療養給付金があれば、短期の入院でも、入院給付金プラス5日分をもらえるので、心強いです。

手術給付金は2段階

手術給付金の金額が定額になっている医療保険もありますが、日本生命『みらいのカタチ 総合医療保険』は、入院給付金日額の20倍5倍の2段階になっています。

手術給付金の金額が数段階に分かれているのは、よく目にします。そのほとんどは、手術の重大さによって、給付金額が変わります。

ところが、『みらいのカタチ 総合医療保険』では、入院期間が1泊2日以上かそれ未満か、で給付金額が変わります。単純でわかりやすいです。

シリーズの他の保険と組み合わせて、保障を手厚く

日本生命の『みらいのカタチ』シリーズは、12種類の保険を組み合わせて、自分に合った保障を設計できる、というのが特徴です。

シリーズの中には、総合医療保険以外に、以下のような医療にかかわる保険が用意されています。

  • がん医療保険
  • 特定損傷保険
  • 介護保障保険
  • 継続サポート3大疾病保障保険
  • 3大疾病保障保険
  • 身体障がい保障保険

これらを、総合医療保険と組み合わせることで、手厚い医療保障を実現します。

ただし、いろいろ組み合わせても、半年を超えるような超長期入院や、通院費用に使える保障は手薄なようです。

保険料は割高で、お勧めしにくい・・・

できるだけシンプルな保障内容で、他社と保険料を比べました。

入院療養給付金がある3つの商品と比較しました。
日本生命と同じ国内大手の住友生命、第一生命の子会社のネオファースト生命、住友生命の子会社のメディケア生命です。

入院給付金日額10,000円の終身保障60歳払い済みという保障での、30歳女性の月払い保険料です。
できるだけ保障内容を近づけましたが、細かな違いはあります。

月払い保険料
日本生命 13,250
住友生命 13,600
ネオファースト生命 5,350
メディケア生命 6,170

ネオファースト生命とメディケア生命は、大手生保の子会社ですが、保険ショップや金融機関向けの商品を開発・販売しています。
よって、保険料の水準は、カタカナ生保・損保系生保と同レベルです。

この2社と日本生命とでは、2倍以上という大きな差がつきました。これだけの価格差があると、日本生命『みらいのカタチ 総合医療保険』をお勧めするわけにはいきません。


日本生命は、日本を代表する生命保険会社です。規模の大きさと安定感で、群を抜いています。

日本生命は、明治22年(1889年)創立の、日本を代表する生命保険会社です。

1998年の保険の自由化以降、外資系や他業種からの参入が相次ぎ、伝統的な生命保険会社は押され気味に見えます。

しかし、生命保険は契約期間が長いこともあって、保険会社の総資産を比較すると、まだまだ伝統的な国内生保は強いです。

図は、2015年度の決算資料から作成した、総資産上位10社のグラフです。

生命保険会社、総資産上位10社のグラフ

政府の保護下で成長してきたかんぽ生命は別格とすると、2位以降の保険会社の中では、日本生命の強さが目につきます。

ソルベンシー・マージン比率と格付け

日本生命のソルベンシー・マージン比率と格付けは、以下のようになっています。

ソルベンシー・マージン比率・・・903.7%(2015年3月)
格付け・・・AA(R&I)、A+(S&P)、A1(ムーディーズ)

ソルベンシー・マージン比率は、十分に高いです。格付けも、安心できる水準にあります。


日本生命『みらいのカタチ 総合医療保険』と比較していただきたい医療保険です。

日本生命『みらいのカタチ 総合医療保険』をご検討中か、すでに加入されている方に、比較していただきたい商品をいくつかご案内します。

アフラック『ちゃんと応える医療保険EVER』

アフラックは外資系ですが、日本国内の第三分野の保険(医療保険、がん保険、傷害保険)の売り上げは長らく首位を走っています。日本国内にしっかりと根付いた名門企業です。

同社の医療保険は、日本国内で最も売れています。医療保険の保障内容としては、業界標準と言えます。

短期入院、超長期入院、通院などを、まんべんなくカバーしている商品です。

東京海上日動あんしん生命『メディカルKit NEO』

損保業界の雄、東京海上ホールディングスが100%出資する、東京海上日動あんしん生命の商品です。
経営面で強力なバックがあり、なおかつカタカナ生保・損保系生保らしく保険料は割安です。

シンプルな保障内容にすれば、保険料は業界最安レベルに迫ります。一方、特約を組み合わせると、業界でもトップレベルの充実保障を実現できます。

ネオファースト生命『ネオdeいりょう』

会社としての歴史は浅いですが、伝統的な大手生保、第一生命の100%子会社です。保険ショップや金融機関向けの商品を専門にしています。

シンプルな仕組みの商品ですが、他社とは一味違う個性をいくつも持っています。
中でも目を引くのが、保障プラン設計の自由度の高さと「健康保険料率」(非喫煙+健康体の保険料割引)です。

必要最小限の保障プランに絞って、割引の適用を受けられたら、保険料は業界最安レベルになります

メディケア生命『メディフィットA』

こちらは、伝統的な大手生保、住友生命の100%子会社です。やはり、保険ショップや金融機関向けの商品を専門にしています。

『メディフィットA』は、主契約の中に3大疾病や7大生活習慣病への対策を盛り込むなど、手厚い保障が特徴です。

手厚い保障内容にしては、保険料に割安感があります。商品内容がニーズに合うなら、候補に加えていただきたいです。


専門家に相談しながら、主要な医療保険の見積もりを実際に比較できるのは、保険ショップです。

医療保険にいったん加入したら、数十年にわたって継続する可能性があります。それだけに選択を誤ったら損害は大きくなります。納得して選んでいただきたいです。

医療保険を検討するときは、家計や公的制度や税金や医療などの知識が必要になります。専門家を使って疑問を解消しながら、おもな商品の見積もりを比較して、もっとも自分に合ったものを選びたいです。

また、保険を販売する人たち(保険会社のセールス、金融機関の窓口、保険ショップ、FP、保険代理店・・・)は、こちらの希望をはっきり表明しないと、販売手数料の高い商品を勧めてきます。
勧められるがままに加入するのではなく、見積もりを比較して、ご自分にとってベストな商品を選んでください。

保険ショップをお勧めするのは、取り扱える商品数の多さゆえ

全国チェーンの保険ショップをお勧めする理由は、単純明快です。

お勧めできるすべての医療保険を、一つの店舗で取り扱っています。お近くの店舗に行けば、お勧めの医療保険の見積もりを、一気に比較できます。

保険ショップと一口に言っても、チェーンによって、取り扱うことのできる保険会社数は異なります。
でも、このサイトでお勧めしている医療保険を、すべてのチェーンが取り扱っています。
ということは、予約して訪問すれば、見積書を一通り入手できます。保険ショップ以外では、こうはいきません。

お近くの全国チェーンの保険ショップをご存知でしょうか。
下をクリック(タップ)すると、主な全国チェーンの保険ショップを検索し、予約の申し込みもできます。約30秒でできます。もちろん無料です。

 ご注意

統計データや保険の商品内容については、慎重に扱っていますが、古くなっていたり、誤りがあるかもしれません。保険の専門家に相談した上で、最終的に判断を下してください。