女性が、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命の医療保険を選ぶなら、2つの選択肢があります。『新・健康のお守り』か『フェミニーヌ』です。

女性が、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命の医療保険を検討するなら、2つの選択肢があります。

  • 『新・健康のお守り』に、医療用女性疾病入院特約を付加する。
  • 『フェミニーヌ』

の2つです。

女性に広くお勧めできるのは、『新・健康のお守り』

上の2つのうち、

女性に広くお勧めできるのは、『新・健康のお守り』(医療用女性疾病入院特約)です。

『フェミニーヌ』は、悪い商品ではありませんが、かなり特殊な内容になっています。

よく理解して、納得して加入するなら問題ありません。しかし、一般の消費者にとっては、誤解したまま加入する危険があります。


一般的な医療保険と比べると、『フェミニーヌ』には3つの個性があります。

『フェミニーヌ』を、『新・健康のお守り』のような一般的な医療保険と比べると、特に以下の3つの個性が目につきます。

  • 死亡保険金、生存給付金が主契約に組み込まれている。
  • 15年更新型である(更新ごとに保険料アップ)。
  • 1入院あたりの保障日数は、180日までと長い。

以下で補足説明します。

死亡保険金、生存給付金が必須の保障

死亡保険金、生存給付金が主契約に組み込まれています。
つまり、必須の保障です。特約ではありません(=付けるかを、選べません)。

死亡保険金というは

亡くなったときに、500万円もらえます。不慮の事故による死亡なら、500万円増えて、1,000万円が出ます。

生存給付金というは

保険を継続している限り、3年ごとに所定の金額(入院給付金日額1万円なら、15万円)をもらえます。

それぞれメリットのある保障ですが、治療とは直接関係ありません。そして、この2つの保障の分、保険料は高くなります。

必須とは考えにくい保障が、主契約に組み込まれています。

15年更新型である

『フェミニーヌ』は、15年更新型です。加入してから、15年ごとに更新されます。上限は90歳まで。

損保ジャパン日本興亜ひまわり生命『フェミニーヌ』の保険期間のイメージ

以下の2つに、注意が必要です。

  • 更新では、審査は無いけれど、更新時の年齢に応じて、保険料が上がる。
  • 最大限更新しても、90歳で医療保障は終了する。

たとえば、30歳の女性が、特約を付けないで『フェミニーヌ』に加入すると、以下のようなペースで、月々の保険料が上がります。

30歳 8,101円
45歳 9,212円
60歳 14,932円


保険料の上がるペースは、年齢が高くなるほど急激になります。

また、厚生労働省によると、2015年の日本女性の平均寿命は86.99歳でした。
『フェミニーヌ』は、90歳で保障が終了します。平均寿命+3年しかありません。

保険料の面でも、保険期間の面でも、一生の保障としては、リスキーです。

1入院あたり180日までの入院保障

どの保険会社の医療保険でも、入院1回あたりの保障日数に、上限が設定されています。もっとも多いのが60日までです。

『フェミニーヌ』の場合、その3倍の180日までの保障です。標準(60日)よりかなり手厚い設定です。
ただ、手厚くなった分保険料も上がります。

図は、入院患者の入院期間の割合を表しています。厚生労働省『患者調査』(平成26年)をもとに作成しました。

入院期間ごとの割合の円グラフ

60日までの保障なら、全体の92.4%、120日までの保障なら97.3%、180日までにすると、98.4%までカバーできます。

180日型のメリットはありますが、120日型くらいでも、良いかもしれません。

いずれにしても・・・

『フェミニーヌ』は、形が決まっていて、保障プランの自由度は低いです。

高い保険料を払って、これだけの保障が必要なのか?これが『フェミニーヌ』を判断するポイントです。

『フェミニーヌ』の保険料を、標準的な保障内容の、女性専用医療保険と比べてみましょう。

『フェミニーヌ』の保険料は、標準的な女性専用医療保険より高額

アフラック『ちゃんと応える医療保険レディースEVER』と比較します。それぞれの保障内容は、下表のとおりです(違うところは青字)。

フェミニーヌ アフラック
入院給付金 10,000円 10,000円
手術給付金 5~40万円 5~40万円
三大疾病の日数無制限保障 あり あり
先進医療給付金 あり あり
死亡保険金 あり なし
生存給付金 あり なし
保障期間 15年更新 終身

アフラックには、医療に直接関係しない、死亡保険金と生存給付金を付けません。
当然、保険料はアフラックの方が安くなります。

どのくらい違うかを、試算しました。
30歳の女性が、それぞれに加入したときの、月々の保険料と、60歳までの保険料累計を比較します。

フェミニーヌ アフラック
30~45歳 8,101円 3,619円
45~60歳 9,212円 3,619円
保険料累計 3,116,340円 1,302,840円
保険料累計
(実質)
1,616,340円 1,302,840円

『フェミニーヌ』は、スタートでの保険料が高い上に、15年後の更新で上がるので、60歳までに払い込む保険料の累計は、アフラックの倍以上です。

ただし、『フェミニーヌ』には生存給付金があるので、3年ごとに15万円もらえます。60歳までに、合計150万円ももらえます。
それを反映したのが、上表の保険料累計(実質)です。

150万円の生存給付金を受け取っても、『フェミニーヌ』が31万円くらい高いです。死亡保険金が必要でない人にとっては、不必要な出費になります。

そもそも、生存給付金がもらえるとは言え、『フェミニーヌ』の月々の負担額の大きさも、無視できません。

フツーの医療保険をお探しの人には、『フェミニーヌ』を、お勧めできません。

一般的な、女性向けの医療保険をお探しなら、『新・健康のお守り』か、他社の女性専用医療保険を検討しましょう。

医療に関係する保障だけの、一般的な女性向け医療保険をお求めなら、以下のいずれかをお勧めします。

  • 『新・健康のお守り』に医療用女性疾病入院特約を付加する。
  • 他社の女性専用医療保険。

『新・健康のお守り』に医療用女性疾病入院特約を付加

『新・健康のお守り』は、保険料の設定が割安な上に、豊富な特約が用意されています。
自分に合った保障プランを、設計しやすい商品です。

『新・健康のお守り』に、医療用女性疾病入院特約を付加すると、女性に多い病気、女性特有の病気に対して、『フェミニーヌ』と同等の保障になります。

すなわち、以下のような病気で入院すると、入院給付金が、日額10,000円⇒15,000円のように、上乗せされます。

  • がん(上皮内がんを含む)
  • 乳房、子宮、生殖器、腎尿路、甲状腺等の良性腫瘍
  • 血液および造血器の疾患
  • 甲状腺、卵巣の疾患
  • 慢性リウマチ性心疾患、低血圧症などの循環器の疾患
  • 胆石症、胆のう炎等の消化器の疾患
  • 関節リウマチ、関節炎等の筋骨格および結合組織の疾患
  • 腎不全等の腎尿路の疾患
  • 乳房、骨盤臓器、子宮、生殖器の疾患
  • 妊娠、分娩、産じょく

この、女性に多い病気・女性特有の病気の範囲は、他社と比べると、広いです。

他社の女性専用医療保険

『新・健康のお守り』に医療用女性疾病入院特約を付加するプランと、比較していただきたい、他社の女性専用医療保険です。

お勧め度の高い商品を、ご案内します。

アフラック『ちゃんと応える医療保険レディースEVER』

女性特有の病気による入院で、入院給付金が上乗せされるのは『新・健康のお守り』と同じです。
それに加えて、女性特有の病気による手術で、手術給付金が上乗せされます。

三大疾病無制限型長期入院特約を付加すると、三大疾病による入院が日数無制限で保障されるほか、通常の入院でも365日まで保障されるようになります。
長期入院に強い医療保険です。

一方、女性特有と認められる病気の範囲は、『新・健康のお守り』より狭いです。

チューリッヒ生命『終身医療保険プレミアムDX Lady』

チューリッヒ生命の保障の特徴は、以下の2点です。

  • コンパクトな保障で、低廉な保険料。
  • 統合失調症、うつ病など、ストレス性疾病に対応。

『終身医療保険プレミアムDX Lady』は、一般的な、1入院60日までの入院保障もできますが、30日までの保障を推奨しています。
また、手術給付金は、入院給付金日額の10倍のみと、シンプルで薄くなっています(『新・健康のお守り』は5~40倍)。

深く調べないで、チューリッヒ生命のお勧めプランに乗っかると、保険料は安いけれど、他社よりかなり薄い保障になります。

考え方が異なるからこそ、『新・健康のお守り』と比較してほしい商品です。

また、チューリッヒ生命は、統合失調症、うつ病など、ストレス性疾病に、早くから対応しています。
実は、長期入院が怖いのは、三大疾病より、ストレス性疾病です。

メディケア生命『メディフィットA女性専用パック』

メディケア生命は、住友生命の100%の系列会社です。

『メディフィットA女性専用パック』は、同社の医療保険『メディフィットA』をもとにして、女性用に特約を付加したプランです。
一見、独立した商品のようですが、実質的には『メディフィットA』です。

女性疾病入院特約で対応できる病気の範囲は、『新・健康のお守り』の方が広いです。

『メディフィットA』は、シンプルで安価な基本契約に、豊富な特約を組み合わせて、自分に合った保障プランを作れます。この点は『新・健康のお守り』と似ています。

ただし、『新・健康のお守り』は、多機能であることにこだわって、やや複雑になっています。
それに比べて、『メディフィットA』は、個々の特約がシンプルに作られていて、分かりやすくなっています。

そして、保険料の割安感が高いです。


専門家に相談しながら、主要な医療保険の見積もりを実際に比較できるのは、保険ショップです。

医療保険にいったん加入したら、数十年にわたって継続する可能性があります。それだけに選択を誤ったら損害は大きくなります。納得して選んでいただきたいです。

医療保険を検討するときは、家計や公的制度や税金や医療などの知識が必要になります。専門家を使って疑問を解消しながら、おもな商品の見積もりを比較して、もっとも自分に合ったものを選びたいです。

また、保険を販売する人たち(保険会社のセールス、金融機関の窓口、保険ショップ、FP、保険代理店・・・)は、こちらの希望をはっきり表明しないと、販売手数料の高い商品を勧めてきます。
勧められるがままに加入するのではなく、見積もりを比較して、ご自分にとってベストな商品を選んでください。

保険ショップをお勧めするのは、取り扱える商品数の多さゆえ

全国チェーンの保険ショップをお勧めする理由は、単純明快です。

お勧めできるすべての医療保険を、一つの店舗で取り扱っています。お近くの店舗に行けば、お勧めの医療保険の見積もりを、一気に比較できます。

保険ショップと一口に言っても、チェーンによって、取り扱うことのできる保険会社数は異なります。
でも、このサイトでお勧めしている医療保険を、すべてのチェーンが取り扱っています。
ということは、予約して訪問すれば、見積書を一通り入手できます。保険ショップ以外では、こうはいきません。

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 ご注意

統計データや保険の商品内容については、慎重に扱っていますが、古くなっていたり、誤りがあるかもしれません。保険の専門家に相談した上で、最終的に判断を下してください。