『ちゃんと応える医療保険レディースEVER』は女性専用の医療保険です。

アフラックの個人向け医療保険に、『ちゃんと応える医療保険EVER』があります。この商品は、男性にも女性にも対応しています。

『ちゃんと応える医療保険EVER』でも、女性のための医療保険として、しっかりした保障を用意できます。

しかし、女性特有の病気や、女性に多く見られる病気があるために、多くの生保会社が女性専用の医療保険を販売しています。

アフラックの女性専用医療保険が『ちゃんと応える医療保険レディースEVER』です。

『ちゃんと応える医療保険EVER』に女性専用の保障を追加

『ちゃんと応える医療保険EVER』に、女性専用の保障を追加したのが、『ちゃんと応える医療保険レディースEVER』です。

どんな保障が追加されているかというと・・・

  • 女性特有の疾病で入院すると、入院給付金が1日あたり5千円上乗せ。
  • 女性特定手術特約を付けることができる。

この2つです。ここ以外は、『ちゃんと応える医療保険EVER』と同じです。

この2点について、以下で、保障内容と、その必要性を検証します。


女性は、男性より病気入院の危険度は高いです。ただし、心配なのは女性特有の病気とは限りません。

女性専用の医療保険を、たくさんの保険会社が販売しているということは、女性の方が入院しやすいのでしょうか?

老後になると、男性より、女性の方が入院しやすいけれど・・・

厚生労働省『患者調査』(平成26年)から、男女別の入院患者数を引用します。

男性の入院患者数 女性の入院患者数
総数 603,800人 715,100人
65歳以上 396,400人 540,900人
75歳以上 247,200人 422,200人

ちなみに、2017年3月1日現在の男女の人口は、男性6,168万人、女性6,508万人で、女性がやや多いです(総務省統計局『人口推計』)。

しかし、上表の入院患者数を見ると、人口の男女比より、ずっと女性の人数が多くなっています。 その傾向は、年齢が上がるほど、顕著になっています。

男性より女性の方が長生きですが、長生きする分、病気やケガで入院する危険性が高くなる、ということなのでしょうか。

いずれにしても、男性より、女性の方が、生涯にかかる医療費は、多くなりやすい、というのは間違いなさそうです。

女性特有の病気と女性がかかりやすい病気

女性特有の病気、女性がかかりやすい病気には、どんなものがあるのでしょうか。

やはり、厚生労働省『患者調査』(平成26年)で調べました。国内の患者数が1万人以上いて、なおかつ、男性と比べて女性の患者数が1.5倍以上の病気を抜き出します。

患者数の多い順番に並べています。

病名 入院患者数 入院日数
関節症 156,800人 32.5日
骨折 118,700人 37.9日
アルツハイマー病 65,600人 266.3日
乳房及びその他の女性生殖器の疾患 56,400人 5.5日
白内障 53,800人 3.3日
骨の密度及び構造の障害 53,300人 33.4日
胃炎、十二指腸炎 46,100人 12.6日
神経症性障害など 38,000人 53日
甲状腺障害 33,700人 18.5日
炎症性多発性関節障害 33,200人 22.2日
乳がん 29,500人 12.5日
眼の屈折・調節の障害 29,500人 13日
認知症 27,300人 376.5日
結膜炎 22,900人 32.2日
パーキンソン病 20,600人 143.1日
貧血 14,300人 21日
頚腕症候群 10,400人 19.5日
くも膜下出血 10,100人 119.6日
子宮がん 9,700人 13.7日

表全体から受ける印象としては、女性特有の器官(乳房、子宮、卵巣など)の病気もいろいろありますが、性別に関係ない病気・ケガの多さが目につきます。


『ちゃんと応える医療保険レディースEVER』が手厚くする病気の範囲は、けっこうせまいです。

『ちゃんと応える医療保険レディースEVER』は、女性特有の病気による入院・手術を手厚く保障、というのがセールスポイントです。

あるゆる病気・ケガによる入院・手術の費用を、入院給付金や手術給付金などで保障するうえに、女性特有の病気だったら、保障を上乗せしてくれます。

『ちゃんと応える医療保険レディースEVER』の女性特有の病気

具体的に、どんな病気・ケガを手厚く保障してくれるのでしょうか。この商品の約款から、抜き出しました。

  • がん(乳がん、子宮がん、卵巣がん、その他生殖器・胎盤のがん)
  • 上皮内がん(乳房、子宮、その他生殖器の上皮内がん)
  • 良性新生物(乳房、子宮、その他生殖器の良性新生物)
  • 卵巣機能障害
  • 関節リウマチ
  • 乳房および女性性器の疾患と障害
  • 妊娠、分娩および産じょくの合併症

女性特有の器官(乳房、子宮、卵巣など)の病気は、一通りカバーされているようです。ただし・・・

女性特有の器官(乳房、子宮、卵巣など)の病気だけでは手薄

『ちゃんと応える医療保険レディースEVER』が手厚くするのは、女性特有の器官(乳房、子宮、卵巣など)の病気に集中しています。例外は、関節リウマチくらいです。 ちなみに、関節リウマチは、上表の「炎症性多発性関節障害」の一部です。

上の女性がかかりやすい病気・ケガの一覧表と、『ちゃんと応える医療保険レディースEVER』が手厚く保障する病気を見比べると、ズレがあることに気がつきます。

上の一覧表の中から、アフラックが特に手厚くしている病気を抜き出すと、以下になります。

病名 入院患者数 入院日数
乳房及びその他の女性生殖器の疾患 56,400人 5.5日
炎症性多発性関節障害 33,200人 22.2日
乳がん 29,500人 12.5日
子宮がん 9,700人 13.7日

どうも、入院日数の少ない病気ばかりです。これだったら、わざわざ保障を手厚くする必要は無さそうです。

どうせ保障を手厚くするなら、もっと深刻な病気・ケガがあります。
患者数が飛び抜けて多い関節症、骨折とか、入院が超長期化しやすいアルツハイマー病とか、認知症とか、パーキンソン病とか。


『ちゃんと応える医療保険レディースEVER』に加入するより、もっとお勧めのプランがあります。

『ちゃんと応える医療保険レディースEVER』は、女性特有の病気に手厚くなっています。それがムダとは言いませんが、本当に必要な保障とは、方向がズレているようです。

男女ともにかかるけれど、女性の方がかかりやすい、という視点がまったく不十分です。

お勧めは、男女共通の医療保険に、上表を参考に、本当に心配な保障を手厚くすること

女性の方にお勧めしたいのは、女性専用の『ちゃんと応える医療保険レディースEVER』ではありません。男女共通の『ちゃんと応える医療保険EVER』で、本当に心配な保障を手厚くすることです。

『ちゃんと応える医療保険EVER』を補強するための特約としては、三大疾病無制限型長期入院特約をご検討下さい。

この特約の特徴は、以下の2点です。

  • 三大疾病による入院は、日数無制限で保障。
  • それ以外の原因による入院は、365日まで保障。

アフラックでも、他社でも、入院保障は1入院あたり60日まで、というのが標準です。60日間の保障で、90%以上のケースをカバーできます。

とは言え、入院費用の点でまず心配されるのが、入院の超長期化です。365日までの入院保障があれば、入院が超長期化しやすいアルツハイマー病とか、認知症とか、パーキンソン病にも、ある程度まで対処できるようになります。

また、これらに次いで入院日数の長いくも膜下出血は、三大疾病の一つですから、日数無制限の保障になります。

女性特有の身体の仕組み特有の病気も、十分に対処できる

女性特有の器官(乳房、子宮、卵巣など)の病気を、甘く見ることはできません。ただし、入院が長期化して、医療費が膨れ上がりそうな病気は、見当たりません。

男女共通の『ちゃんと応える医療保険EVER』で、十分に対応できそうです。


アフラック『ちゃんと応える医療保険EVER』と比較していただきたい医療保険です。

男女共通の『ちゃんと応える医療保険EVER』をもとに、超長期入院にそなえるということなら、検討に加えたい医療保険が、他にもあります。

東京海上日動あんしん生命『メディカルKit NEO』

東京海上日動あんしん生命『メディカルKit NEO』は、現時点でもっとも厚い保障と設計の自由度を目指した医療保険です。

超長期入院への対策としては、1入院あたりの保障日数を、最長で360日までに指定できます。

短期入院を手厚くする特約も用意されています。しかも、アフラックの5日未満の入院に対して、『メディカルKit NEO』は10日未満の入院を手厚く保障します(一律10日分の入院給付金)。

特約の数は多くて、しかも一つ一つに厚みがあります。
重大疾病のときに一時金が出る特約にしても、アフラックを含む他社は三大疾病を対象にしていますが、『メディカルKit NEO』は6つの疾病に枠を広げています。
また、他社ではあまり見ない、治療中の生活費をカバーする特約も用意されています。

もっとも、保障に厚みがあれば、それだけ保険料は高くなりがちです。
主契約と特約を組み合わせたときに、どちらがオトクに感じられるかは、実際に見積もりを比較して、ご判断ください。

詳しくは、東京海上日動あんしん生命『メディカルKit NEO』をご覧ください。

ソニー生命『低解約返戻金特則付総合医療保険』

保険料が手ごろで、超長期入院に強い医療保険と言えば、この商品を外せません。1入院あたりの保障日数は、最大で730日までを、指定できます。

その他の保障内容に、目立つ特長はありません。ごく標準的です。

ただし、ご注意いただきたい点があります。この医療保険は、5日未満の入院には、入院給付金が出ません。

5日未満の入院は費用負担が低いので、保障の対象外にする、というのはそれなりに筋が通っています。その分保険料が安いなら、この商品の弱点というわけではありません。

他の医療保険のほとんどは、日帰り入院から保障してくれるので、珍しいです。長期入院に重点を置いた、ある意味潔い商品と言えるかもしれません。

詳しくは、ソニー生命『低解約返戻金特則付総合医療保険』をご覧ください。


専門家に相談しながら、主要な医療保険の見積もりを実際に比較できるのは、保険ショップです。

医療保険にいったん加入したら、数十年にわたって継続する可能性があります。それだけに選択を誤ったら損害は大きくなります。納得して選んでいただきたいです。

医療保険を検討するときは、家計や公的制度や税金や医療などの知識が必要になります。専門家を使って疑問を解消しながら、おもな商品の見積もりを比較して、もっとも自分に合ったものを選びたいです。

また、保険を販売する人たち(保険会社のセールス、金融機関の窓口、保険ショップ、FP、保険代理店・・・)は、こちらの希望をはっきり表明しないと、販売手数料の高い商品を勧めてきます。
勧められるがままに加入するのではなく、見積もりを比較して、ご自分にとってベストな商品を選んでください。

保険ショップをお勧めするのは、取り扱える商品数の多さゆえ

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 ご注意

統計データや保険の商品内容については、慎重に扱っていますが、古くなっていたり、誤りがあるかもしれません。保険の専門家に相談した上で、最終的に判断を下してください。