アフラックの医療保険の特徴を、ポイントを絞ってまとめました。

アフラックは、対象者別に、複数の医療保険を販売しています。

以下このページでは、男女共通の医療保険『ちゃんと応える医療保険EVER』について、ご案内します。

売上No.1の医療保険

(株)保険研究所『インシュアランス生命保険統計号』(平成27年版)によると、医療保険、がん保険とも、日本国内のシェアトップはアフラックでした。
アフラックの医療保険は、もっとも売れている商品です。

ただし、商品の内容や保険料で選ばれてトップなのかというと、そこは疑問が残ります。
アフラックの医療保険を、他社の医療保険と比べると、もちろん優れた点はありますが、競合商品も強者ぞろいです。
また、保険料の設定は、国内大手生保に比べて安価ですが、カタカナ生保・損保系生保の中では、標準的な値段です。

医療保険は、保険の中で競争の激しいジャンルです。アフラック『ちゃんと応える医療保険EVER』に限らず、他を圧倒するような商品は見当たりません。

それにもかかわらずアフラックが強いのは、巨大な販売ネットワークのおかげと考えられます。
日本郵政グループ、第一生命、大同生命との業務提携や、全国371の金融機関の窓口での提携販売など。
競合他社を圧倒する販売ネットワークを構築しています。

5日未満の短期入院に手厚い入院保障

アフラック『ちゃんと応える医療保険EVER』は、5日未満の短期入院でも、5日分の入院給付金が出る仕組みになっています。
この仕組みは主契約に組み込まれているので、加入者全員に適用されます。

では、5日未満の短期入院について、日数分の入院給付金では不足するのでしょうか?
その可能性はけっこうあります。最近は、医療技術の進歩により、高額な治療でも短期入院で実施できるようになっています。また、入院期間にかかわらず購入するものがあります(衣料品、身の回り品など)。

厚生労働省『患者調査』(平成26年)によると、入院期間別の患者数の割合は、グラフのようになります。
5日以内の入院が、なんと40%を占めています。短期入院の保障が厚くなると、恩恵を受けられる人は少なくなさそうです。

それでも、医療保険に加入するすべての人に必要な保障、とは言えないでしょう。
短期入院の場合、医療保険から出る給付金では不足だったとしても、自己負担する金額は大きくなりにくいです。

医療保険に期待するのは、入院が長期化したときの費用、という人は一定数いるはずです。そういう人にとっては、短期入院の保障を強化して、その分保険料が高くなるのは、ありがた迷惑になりそうです。

そういったニーズをお持ちの方は、売れている商品だからといって、うっかり候補に加えないようご注意ください。

手術の重大さに応じて、手術給付金が3段階

手術の重大さに応じて、手術給付金の金額が可変になっている医療保険が増えてます。
アフラック『ちゃんと応える医療保険EVER』は、手術の重大さに応じて、入院給付金日額の40倍(重大手術)、10倍(一般の手術)、5倍(外来手術)の3段階になっています。

医療保険の手術給付金の、金額の範囲をパターン分けすると、図の5パターンに分かれます。
倍率ごとの保障範囲は、医療保険によって細かな違いはありますが、大きな枠組みは似通っています。

アフラック『ちゃんと応える医療保険EVER』は、上から3つめのパターンです。
1番目、2番目のパターンと比べると、10倍の範囲が広くなるので、それだけ保障は薄くなります。

入院給付金は、入院日数によってもらえる金額が決まります。日数が短くても、費用のかかる治療はあります。そういうとき、手術給付金は重要です。
個人的には、短期入院を厚くするより、手術給付金をもっと厚くして欲しかったです。

なお、放射線治療給付金も、主契約に組み込まれています。放射線治療を手術給付金と同じように扱うのは、それなりに理屈が通るので、アリと思います。

保険料の払込方法は3タイプ

たいていの医療保険では、保険料の払込方法は、終身払込と有期払込(○○歳払い済み)の2タイプです。
タイプによって、以下のような長所短所があります。

終身払込 1回あたりの保険料は安くなるが、生涯にわたって払い込み続ける。
有期払込 1回あたりの保険料は高くなるが、払い込む期間は限られる。

これに対し、アフラックは3つのタイプを用意しています。

  • 終身払込
  • 終身払込(60歳以降半額)
  • 60歳払い済み

終身払込と60歳払い済みの間を取って、終身払込(60歳以降半額)という3つめのタイプが追加されています。

どのタイプが良いかは、見積もりをして、実際の保険料を見比べないことには判断できません。とは言え、選択肢が多いのは良いことです。

カタカナ生保・損保系生保としては標準的な保険料

できるだけシンプルな保障内容で、他社と保険料を比べました。比較したのは、有力な外資系生保メットライフ生命と、有力な損保系生保東京海上日動あんしん生命の医療保険です。
入院給付金日額5,000円の、女性の月払い保険料です。

30歳 40歳 50歳
アフラック 1,560 1,875 2,675
東京海上日動あんしん生命 1,469 1,669 2,234
メットライフ生命 1,525 1,850 2,490

極端に大きな差はありませんが、アフラック『ちゃんと応える医療保険EVER』がもっとも高くなりました。短期入院の保障強化が、保険料を押し上げているせいでしょうか?

もっとも、国内シェアトップのアフラックを追いかける立場の、メットライフ生命と東京海上日動あんしん生命が、アフラックより低めの価格設定にするのは、当然かもしれません。

特約は一通りのものがそろっている

保障をより厚くする特約は、8タイプ用意されています。各社の医療保険の中では、特約の数はやや少ない方です。

  • 入院前後の通院給付金
  • 三大疾病保険料払込免除特約
  • 三大疾病一時金特約
  • 三大疾病無制限型長期入院特約
  • 総合先進医療特約
  • ケガの特約
  • 終身特約
  • 生存祝金特約

特約の数は多くはありませんが、一通りのものはそろっているし、役割分担はわかりやすいです。


アフラックは、医療保険、がん保険で、国内トップの売上を誇っています。

アフラック(アメリカンファミリー生命保険会社)は、米国の企業です。日本では、1974年から営業しており、40年を超える実績があります。
そして、医療保険、がん保険では、業界をリードする存在です。

日本では、第3分野(医療保険、がん保険、傷害保険)の保険の販売について、2001年まで外資系優遇の政策がとられていました。そうした環境のもと、アフラックは医療保険、がん保険の分野で大きなシェアを獲得していました。

現在でも、アフラックは、この分野では新契約高(年間売上高)でトップを走っています。

グラフは、平成26年度の第3分野の新契約高を表しています。
アフラックは、トップであるだけでなく、2位以降との間に、まだまだ大きな差があります。

日本国内での40年以上に渡る営業活動の中で築き上げた、大きな販売ネットワークが、アフラックの強さの一因になっています。
日本郵政グループ、第一生命、大同生命と業務提携し、全国371の金融機関の窓口での提携販売しています。
全国津々浦々で、アフラックの商品が販売されています。

ソルベンシー・マージン比率と格付け

アフラックのソルベンシー・マージン比率と格付けは、以下のようになっています。

ソルベンシー・マージン比率・・・848.2%(2016年3月)
格付け・・・Aa3(ムーディーズ)、A+(S&P)

ソルベンシー・マージン比率は、十分に高いレベルです。格付けも、安心できる水準にあります。


アフラック『ちゃんと応える医療保険EVER』と比較していただきたい医療保険です。

アフラック『ちゃんと応える医療保険EVER』をご検討中の方、すでに加入している方に、比較していただきたい医療保険をご案内します。

損保ジャパン日本興亜ひまわり生命『新・健康のお守り』

この医療保険は、短期入院に手厚い保障はありませんが、全体としてはアフラック『ちゃんと応える医療保険EVER』に負けないくらいに多機能です。

特約の数は『新・健康のお守り』の方が多いですが、重複するものが多いです。実質的な多彩さという点では、同程度という印象です。

『新・健康のお守り』の強みは、価格競争力の高さです。同じ保障内容にして保険料を比較したら、『新・健康のお守り』の方が有利でしょう。

東京海上日動あんしん生命『メディカルKit NEO』

東京海上日動あんしん生命『メディカルKit NEO』は、現時点でもっとも厚い保障と設計の自由度を目指した医療保険です。

短期入院を手厚くする特約も用意されています。しかも、アフラックの5日未満の入院に対して、『メディカルKit NEO』は10日未満の入院を手厚く保障します(一律10日分の入院給付金)。

特約の数は多くて、しかも一つ一つに厚みがあります。
重大疾病のときに一時金が出る特約にしても、アフラックを含む他社は三大疾病を対象にしていますが、『メディカルKit NEO』は6つの疾病に枠を広げています。
また、他社ではあまり見ない、治療中の生活費をカバーする特約も用意されています。

もっとも、保障に厚みがあれば、それだけ保険料は高くなりがちです。
主契約と特約を組み合わせたときに、どちらがオトクに感じられるかは、実際に見積もりを比較して、ご判断ください。

三井住友海上あいおい生命『&LIFE 新医療保険Aプラス』

この医療保険は、主契約(必須の保障)の中に、多くの機能を盛り込んでいます。
アフラックと同じく、5日未満の入院で一律5日分の入院給付金が出ます。さらに、三大疾病で入院したときは、入院給付金を日数無制限でもらうことができます。

主契約の中で、短期から長期まで、入院に手厚く備える、という考え方の医療保険です。主契約に多くの機能が盛り込まれているので、最低限の保障で見積もっても、保険料は他社より高くなります。

短期入院の充実を希望される方、手厚い入院保障をお求めの方は、候補に加えていただきたい医療保険の一つです。


専門家に相談しながら、主要な医療保険の見積もりを実際に比較できるのは、保険ショップです。

医療保険にいったん加入したら、数十年にわたって継続する可能性があります。それだけに選択を誤ったら損害は大きくなります。納得して選んでいただきたいです。

医療保険を検討するときは、家計や公的制度や税金や医療などの知識が必要になります。専門家を使って疑問を解消しながら、おもな商品の見積もりを比較して、もっとも自分に合ったものを選びたいです。

また、保険を販売する人たち(保険会社のセールス、金融機関の窓口、保険ショップ、FP、保険代理店・・・)は、こちらの希望をはっきり表明しないと、販売手数料の高い商品を勧めてきます。
勧められるがままに加入するのではなく、見積もりを比較して、ご自分にとってベストな商品を選んでください。

保険ショップをお勧めするのは、取り扱える商品数の多さゆえ

全国チェーンの保険ショップをお勧めする理由は、単純明快です。

お勧めできるすべての医療保険を、一つの店舗で取り扱っています。お近くの店舗に行けば、お勧めの医療保険の見積もりを、一気に比較できます。

保険ショップと一口に言っても、チェーンによって、取り扱うことのできる保険会社数は異なります。
でも、このサイトでお勧めしている医療保険を、すべてのチェーンが取り扱っています。
ということは、予約して訪問すれば、見積書を一通り入手できます。保険ショップ以外では、こうはいきません。

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 ご注意

統計データや保険の商品内容については、慎重に扱っていますが、古くなっていたり、誤りがあるかもしれません。保険の専門家に相談した上で、最終的に判断を下してください。