平均的な入院費用であれば、入院給付金5,000円で何とかカバーできそうです。ただし、余裕はありません・・・

入院1日あたりの費用を客観的に知るために、厚生労働省『医療給付実態調査』(平成26年)のデータをご紹介します。

ただし、すべての病気となるとデータの量が多くなりすぎるので、日本人がかかりやすい重病、七大生活習慣病に的を絞ります。
厚生労働省『医療給付実態調査』(平成26年)をもとに、わたしたちが負担する金額を、このサイト独自に算出しました。

なお、現役世代の平均的な収入の人が、高額療養費制度を活用したものとして、試算しています。また、入院雑費(日用品、新聞、雑誌、通信費、交通費など)は、弁護士基準の1日1,500円としました。

病名 1日あたり費用
医療費のみ 医療費+雑費
がん 4,795 6,295
糖尿病 3,818 5,318
高血圧性疾患 4,492 5,992
虚血性心疾患 11,778 13,278
脳血管疾患 3,722 5,222
肝疾患 4,343 5,843
腎不全等 4,095 5,595
全ての病気・ケガ 3,509 5,009

5,000円を超える金額を、赤文字にしています。

とても分かりやすい結果になりました。
医療費用だけであれば、入院給付金日額5,000円で何とかカバーできそうです。しかし、その他の費用を含めると、足りなくなってしまいます。

ちなみに、虚血性心疾患は例外的に、1日あたりの費用が大きくなっています。これでは、入院給付金日額を10,000円にしても足りません。


入院給付金5,000円の医療保険でも、手術給付金まで加えると、だいたいの入院を乗り切れそうです。

医療保険には、入院給付金(入院1日あたりの給付金)のほかに、手術給付金(手術1回あたりの給付金)が付いています。
手術を受けると、入院給付金とは別に、所定の金額を受け取ることができます。

手術給付金の金額は、医療保険によって異なります。医療保険によっては、手術の内容によって、金額が増減するものもあります。
ここでは、やや控えめに手術給付金50,000円として、試算してみます。

上の表と同じ設定で、入院費用(雑費を含む)と、入院給付金1日あたり5,000円と手術給付金50,000円を受け取ったときの、金額の比較表をご覧いただきます。

病気 入院費用総額 入院給付金+
手術給付金
がん 116,143 142,233
糖尿病 116,964 159,980
高血圧性疾患 109,884 141,700
虚血性心疾患 97,923 86,875
脳血管疾患 255,376 294,511
肝疾患 112,846 146,560
腎不全等 117,217 154,759

金額の大きい方が赤文字になっています。
虚血性心疾患を除くと、給付金の方が大きくなっています。ということは、雑費を含めた入院費用でも、だいたいカバーできそうです。

残念ながら、虚血性心疾患については不足します。ただし、自腹を切るのが1万円と少々であれば、許せる範囲ではないでしょうか?

こうしてみると、入院給付金日額5,000円の保障は、実用レベルにあると言えそうです。


老後の入院保障を重視して医療保険に加入するなら、入院給付金5,000円はかなり頼りになります。

ここまでは、現役世代(65歳まで)の試算をもとに、説明を進めてきました。
次に、後期高齢者医療制度の対象になる75歳以降の1日あたり入院費用を、ご覧いただきます。金額は「医療費+雑費」のみ載せています。

病名 75歳以降の
1日あたり費用
がん 3,273
糖尿病 3,237
高血圧性疾患 3,170
虚血性心疾患 4,307
脳血管疾患 3,169
肝疾患 3,179
腎不全等 3,501
全ての病気・ケガ 3,374

後期高齢者医療制度になると、高額療養費の自己負担はさらに軽くなります。その結果、上の表のように、虚血性心疾患を含めたすべての病気で、5,000円以内になりました。

老後の入院保障を目的に医療保険に加入するなら、日額5,000円でもかなり頼りになります。


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